なぜ経度の0はイギリスなのか?



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戦争映画などでパイロットが現在地を確認するとき、「東経●●度、北緯▲▲度××」なんていっているのを観たことあるかと思いますが、この経度はなぜイギリスが0なのか、疑問に思ったことありませんか?

もっとも、イギリスが経度0ということを知らなかった、なんて人もいらっしゃるでしょう。これはイギリス・ロンドンのグリニッジ・ビレッジ天文台が位置するところが0度と定められていることから来ています。

なんとなく推測できるかもしれませんが、このルールが決められたのは、大航海時代。つまり、七つの海を支配したというイギリスの国力がもっとも強かった時代のなごりといえます。当時、覇権を争っていたフランスやスペイン、オランダなどとこの“0”を巡っての政治的争いもあったわけですが、陰謀や情報戦の末、最強の覇権国、大英帝国が0度、つまり世界基準なるものを獲得したといわれています。

この取り決めは単に利便性というより、国力を誇示するのに重要な取り決めだったようです。でもって、その基準となり象徴的なのが0度に位置するグリニッジビレッジ天文台で、この初代の局長は、ハーレー彗星を発見した、天文学者のハーレー氏。以上、経度0度には思いの外、派手な歴史があるというお話でした。

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