古くて新しいエネルギー Part.3



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • SumoMe
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

機械式時計のエネルギーといえば、ゼンマイの他には錘(おもり)です。わずかでしょうが現在でも作られていると思いますよ。グランドファーザー時計なんて呼ばれる、重厚感のある時計もあります。

錘も立派なエネルギーです。ゼンマイが発見される前はこれが主要なエネルギーでした。時計以外にも様々モノのエネルギーとして使用されていました。例えば大型の門をあけるとか、舞台を廻すとかのエネルギー。

錘

錘はゼンマイと比べると、広いスペース(高さ)が必要になってしまうのが欠点ですが、なんといっても技術的にシンプルです。紐に錘をくくりつけて垂らせば、パワーが生じるわけです。ただそれだけ。大きなパワーが必要な際は、それだけ重い錘を使えば良いわけで、あとはそのメカニズムを支える機構をしっかり作ればいいわけですね。きわめて簡単な構造です。錘を廻す手法にも何種類かあって、使い分けも出来ると思います。

ホントにこれは実用的なのか?私は使い方によっては充分に使用可能だと思います。だって、かつては本当にエネルギーのメカニズムとして使われていて、現在ではイメージとして古臭い感じですけど、実際に他の様々な技術は進歩しているわけだから、昔よりもっと効率よく、安全に利用できるはずなんです。

あと、水車ってありましたよね。最近は田舎に行ってもほとんど見られかもしれませんけど、これは小川の水の流れを利用して水車を廻し、このエネルギーを巧みに変換してパワーに変え、農作業なんかに使っていたわけです。当たり前で単純すぎるようだけど、よく考えると、すごい知恵だと思いませんか。

そういえば、川の流れを利用して発電する研究もあるようです。風力発電も自然エネルギーを利用して発電するわけで、その意味では同じ発想だと思うのですが、どうして何でもかんでも「発電」ということになってしまうのかな。あくまで発電装置で電気を作り、その電気でモーターやらを動作させるという手順をどうしてもふまなければならないのか・・・

私はこれらのエネルギーを、発電ではなく、そのままモノを動かしたりとか様々な動作や機構にそのまま変換させる工夫をするというふうに発想を転換してしまったほうが、効率的ではないのかと思うのです。

近い将来、ゼンマイ式の自転車がたくさん走っていたり、いやゼンマイ動力の本物の自動車が走るのを観てみたいです。本気になれば、必ず出来ると信じています。

そうです、脱原発ではなく脱電力です

手作り時計作家KSカテゴリの最新記事

時計のしくみカテゴリの最新記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。