古くて新しいエネルギー Part.2



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さて、今回も脱電力というテーマでお話を続けたいと思います。私が提案したいのは、何でもかんでも電力を必要とするモノで生活を便利のしようとしてしまっているのを考え直してみるべきということです。そしてそのエネルギーのひとつがゼンマイです。

皆さんはゼンマイなんて本当に実用で使えるのか首をかしげるかもしれませんね。ゼンマイでどれほどのパワーが出せるのか、疑問を持つでしょう。それにゼンマイでかなりのパワーが出せたとしても、その持続力がどれほどのものか?実用的ではないのでは?と思うことでしょう。

でも、考えてみてください。機械式の腕時計をお持ちの方も少なくないと思いますが、機械式腕時計は一日に一回だけ巻き上げれば、一日以上動き続けているのですよ。スイス製の高級腕時計の中には、一回巻き上げると1週間以上動き続けているものもあります。これらは「脱進機」を搭載すれば簡単に解決できます。

時計はその針を回すだけなので大きなパワーは必要としませんが、実はかなりの力を発生させることが出来るのです。私はたくさんの機械式のクロックを手作りで作った経験上、これはかなり確信しています。これほどシンプルな設計で、しかもローコスト、そしてクリーン、さらにメンテナンスも簡単です。

たとえば、私はエレベータも十分に動かせると考えています。「巻き上げをどうするの?」という疑問もあるかもしれません。ゼンマイの巻上げ係が定期的に巻き上げたり、または使用する人自身が補助機構を使用して巻き上げるのもひとつの方法です。でも私は「ハイブリッド」的な考えが良いと思うのです。つまりゼンマイがほどけたときは電力で動き、その電力で動いている時に自動的にゼンマイを巻き上げてしまい、ほとんどはゼンマイのパワーのみで動く。こうすれば継続的に使用可能です。

要するに、電気を使わなくても出せるエネルギーを最大限利用できるのです。

いかがでしょうか?

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