天空のスラム、香港ルーフトップは楽園か?



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最近、とても面白い本を見つけました。写真集なんですけど、その名も「香港ルーフトップ」。

何ですか、それ?っ感じかも知れませんけんけど、ルーフトップというのはマンションや商業ビルの屋上に、さらに建築物を作ってしまうもの。建築物って云っても、これは間違いなく違法なモノです。

ビルの屋上にさらに小屋や住居などを作ってしまうわけですから、これはかなり強引な所業ですよね。小さな小屋くらいならわからなくもないけど、2~3階建てのバッラクみたいなものも多数ある。しかもここに実際に人が住んでいるのですから。

ルーフ

そういえば、しばらく前に上海でビルの屋上に勝手に寺院をつくっちゃた人がいて、ちょっとした騒動になっているというニュースを見ました。消防法も何もおかまいなしって感じですよね。

この香港のルーフトップは以前たびたび出張で訪れていたときに、よく目にしました。廃墟好きの私にとってはとても魅力的な光景でした。といっても、廃墟とは違います。明らかに人が住んでいたり、なんらかの稼動をしてますからね。一種のスラムといえるのかもしれませんね。おそらくは所得の低い人々が住んでいるのだと思いますが、下のマンションやアパートメントの住民たちから苦情とかないのか、ちょっと心配になったりしちゃいます。

香港は有史上1度も地震がないそうなので、倒壊したりする可能性は低そうでけど、いや地震が無くてもちょっと危なっかしいけど、でも混沌とした街、香港の雰囲気にしっくりなじんでいてる感じです。天空のユートピアか、それとも天空のデストピアか・・・まさに大都会、香港の天空に浮かぶカオス。

この香港ルーフトップも近年は徐々に少なくなっているようです。確かにいろいろ問題がありそうだけど、私のとっては、ずっと残っていてほしい風景です。できることなら住みたいっ!?

ところでこの本の宣伝文句が「九龍城をみたかった人たちへ贈る」とありました。的を得てますね。

私は九龍城もちゃんと見てますけど。

 

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