未来と、占いと その2



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またまた、占いと予言の話です。

例えば、「あなたは今から何年後の何月何日に自動車事故で死ぬ」と、きわめて具体的に予言されたとします。それを聞き、信じた人が、その日、絶対に自動車に乗らないで家にこもっていたとします。

となると、その時点で予言は外れたことになるような・・・。飛行機事故で死ぬと予言されたら、生涯飛行機に乗らなければ、その予言は正確ではなくなってしまいます。個人的な予言を対象となる本人に告げずに、第三者にのみ告げられれば、その予言が当たる確率はゼロでは無くなるけど、本人が知ってしまったら、そこでパラドックスが発生してしまうのではないでしょうか。となると占い師に自分の将来を占ってもらうこと自体が矛盾になるのではないでしょうか。

さらに、あなたが現在何かの目標に向かってがむしゃらに努力していたとする。けれど占い師に「あなたは絶対に成功する」と予言されたとします。それをすっかり信じ込んでしまった場合、もう成功のお墨付きをもらった、つまり成功の保証をしてもらったわけだから、すっかり安心して、もしかしたら必死に努力していたその労力の手を抜いてしまうかもしれない。

となると、その人が成功する可能性と確率は低くなってしまうのではないでしょうか。過去と現在は未来を決定する大いなる因果を有しているはずです。要はどこまで信じるかだけど、半信半疑だったら、聞いても仕方ないのでは・・・?

つまり、占いや予言はそれをもっとも必要とする本人が知った時点で、ほとんど意味のない、というか本人にきわめて悪い影響を及ぼすことにもなりうるし、時には害悪にさえなると思うのです。それに打ち勝てる強い意志を持った人は、もともと占いに頼るたぐいの人ではないのだと思います。

人は未来が分からないからこそ不安で、不安だから必死に努力したり、時には諦めてしまったり、何らかの備えや対策をしたり、時にはきわめて楽観的になったり、次の瞬間どうしようもなく悲観的になったり絶望的になったりもする。だからこそ、その人はきわめて”人間的な”振る舞いをするのだと思います。

タイムトラベルが不可能な限りは未来予言は無理だと思いますが、知識や経験で未来を予測し、何らかの対策をしたり、努力をすることは出来そうです。

でも、やっぱり(将来を)知りたい、というのも人情かもしれませんが・・・。(笑)

ところで、かく語っている私は、実は占いを嫌っているワケではありません。大いに興味あります! その理由はまた別の機会にお話しさせていただこうかと思います。

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