
チプカシの謎
さて皆さん、特に時計好きの方なら、「チプカシ」のことは良くご存知だと思うのですが、このブームはまだ続いているのでしょうか・・・。
僕はこのチプカシの評判をはじめて耳にしたとき、きっとカシオが社内に大量の在庫のあったモデルを市場に値引きして出荷したのかと思っていました。ですから在庫がはけるとともにブームもすぐ終わるものだと思っていたのですが、どうもそうでもない。製品は今でも市場に豊富にあるようです。
何となくレトロな感じというか、一見ダサいような感じが、ひっくり返ってかっこよく見えるような気がしなくもない感覚は、理解できなくもない。何しろ驚くべきは、その安さですよね。

Casio F-84W
上の画像の時計はヨドバシカメラで960円で買いました。
うわさによると、あんまり安いのでカシオさんはホントは止めたいのだけど、何しろ売れるので販売店さんの熱い要望で、止めるに止められない、とのこと。まァ、ほんとのところはよく分からないけど、確かにあまりに安すぎる感じです。
ところで、僕は1年ほど前からインスタグラムをはじめたのだけど、腕時計のサイトはとても多い。その中でも、だいたい1980年代あたりの、カシオやセイコーのALBA、シチヅンのQ&Qなどのデジタル時計を中心としたコレクターの方のサイトがとても目立つような気がする。僕もけっこうたくさんフォローさせてもらっているけど、これらはもうアンティーク時計の枠にも入っている。
アンティーク時計と云うと、赤茶けた文字盤の機械式のアナログ時計と云うのが相場だけど、もう80年代あたりのものもアンティークなテイストが、かもし出ている。いわゆるレトロフューチャーという言葉がしっくりする。
真鍮やシルバーで、アナログの手作り時計を中心に作ってきた僕ですが、意外に思われることが多いのだけど、こういったレトロフューチャーな時計も大好きです。
これから再度この分野に注目し、主にチャイナ・ウォッチを中心に実際に面白い時計を発掘し、販売もして行こうと考えています。そう、CULTなウオッチの世界を作りたいと考えてます。
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