地球の一日は、ずっと24時間のままか?



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「一日は何時間ですか?」と問われれば、誰だって24時間と答えるでしょう。誰もが認識しているとうり、地球の一日とは、地球の自転である。つまり地球が一回転するのに24時間を要すると、多くの人々が認識している。大部分の人はこの時間は不変だと信じているかもしれません。

しかしながら、自転はいつも一定ではなく、日によってわずかばかり早くなったり遅くなったりもする。また、大規模な地震とか起こると比較的大きな誤差が生じる。地球はまさに生き物なんです。

さらに、地球の自転は全体的に実はほんの少しづつではあるけれども、徐々に遅くなって来ているのです。自転速度が遅くなるということは、宇宙空間に浮いている回転速度が遅くなってくると、やがては遠心力が失われ、太陽系の軌道からはずれて銀河系に放りだれてしまうのではと、ちょと心配になってきてしまうが、まァ、これが起こりえるとしても、かなり未来の話。

さて、5億年前の地球の自転は21時間だったそうです。地球の自転にもっとも大きな影響を与えるのが海の潮汐力で、海面を膨らませる度合いが大きいと自転エネルギーを奪って、回転力にブレーキをかけることになる。

この潮汐力は地球の大陸の配置と月までの距離がわかれば計算できるのだけど、ブレート・テクトニクス理論というちょっとややこしい学説によると5億年前の地球は大陸が赤道方向一列に並んでいたらしく、月も今よりははるかに地球に近い位置にあったそうで、そのために一日は21時間だったそうです。

自転1

そして、2億年前は23時間で、それ以降は5万年に一秒の割で一日の時間が延び続け、現在の(約)24時間になったわけです。このことはサンゴの年齢や2枚貝などの化石記録からも裏付けられているのだそうで、ほぼ確実な事実のようです。

それでは、これから先はどうなのかと云うと、現在のペースで自転速度が遅くなり続け、さらに、もしも大陸の分布が現在の配置とほとんど変わらないと仮定するなら、10億年後の一日は26~7時間になることになり、かなり遠大な未来の話とはいえ、少々唖然としてしまう。

自転3
地球の自転を実証するためのフーコーの振り子の再現モニュメントです

その頃は現在の時計はまったく役に立たなくなってしまうだろうが、もし10億年後に現代の腕時計を保有していたら、これはアンティーク時計というレベルではなく、もはや化石クラスですね。

話はちょっと変わるが、人間の体内時計の周期は様々な実験結果からすると、25時間であるということをご存知だろうか。多くの人の場合は睡眠時間中などに地球時間との誤差である1時間を調整するとのことだが、近年はこの調整がうまくうかない人も増えているようで、もし「どうもいつも眠いなあ・・・」と感じている人は、この調整がうまくいってないのかもしれないですね。

なぜ体内時計が、25時間なのか・・・? 人類がこの地球上に誕生した1400万年前の地球の自転が25時間だったら、そのDNAのせいかもしれないけど、地球の自転はだんだんと遅くなっているわけだし、そのころ25時間周期という事実はありえない。

そんなわけで、この人間の体内時計の理由は今のところ理論的回答は見つかってないようです。もしかして、地球の自転周期が25時間になった頃、この地球上の人間はもっとも快適にパフォーマンスを発揮できるのかも・・・といっても数億年後の話。

数億年後に、果たして人間はこの地球に存在しているのだろうか・・・・

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