時間の貸し借りは、どこまで可能なのか?



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昨今、いわゆる「レンタル」モノには様々なものがあるのは云うまでもありません。

レンタカー、レンタルDVD、レンタルCD、レンタル自転車、レンタルサーバ、レンタル衣装、レンタル什器・・・その他、今や身の回りのものから嗜好品まで、ほとんどのものはレンタルでまかなえるかもしれませんね。

レンタルはある意味、時間の貸し借りです。借りると云っても、もちろん時間制限はあるわけです。レンタカーは一日とか時間で借りる、レンタルDVDも一泊とか三泊とか決めて借りるわけです。賃貸アパートやマンションも、一月という単位である時間のレンタル代、つまり家賃が決まっているわけですね。

皆さんもそうでしょうけど、とても気に入った映画やアニメのDVDは、もちろん買うこともある。なぜ買うかといえば、もちろん再度と云うか、たびたび観る可能性があるからだろうし、大好きなので、所有して手元に置いておきたいという感情もあるでしょう。

レンタル2

これはレンタルBOX。レンタルのショールームスペースですね

レンタルからさらに一歩進んだものタイムシェアリングというものがある。これは借りる、というより、ものを時間によってシェアする、という考え方。たとえば、別荘やクルーザーなど比較的高価なものに適しているようです。複数の人が必要な時間に合わせて活用するわけですね。レンタカーではなく自動車のタイムシェアリングもあるらしい。

これは独りであるものを所有するというのではなく、時間でシェアして、時間内のみ所有するわけですね。いや、これは「所有」することとは意味が違うのかなァ。

レンタル4

最近よく見かけるようになってきたレンタルサイクルです

お店のタイムシェアリングというのもあります。一軒の店を、例えば11時から3時までのランチタイムはイタリアンレストラン、4時から8時まではカフェ、その後は午前0時まではバー、その後はカラオケを入れて飲み屋さんにしてしまう。

それぞれのオーナーというか借主の店主が、それぞれの時間帯でそれぞれのノウハウで経営するわけです。お店の二毛作どころか四毛作、いえもっと活用できるかもしれません。なんという合理的な活用法・・・と思いますけど、うまく行くのかなあ・・・

でもたった一軒の店に単独の借主が家賃を支払い経営すると、どうしても休んでいる、つまり活用しいない時間帯もあるでしょうから、これで家賃が半減したりするなら効果的かもしれません。

それから、タイムシェアリングとういうか、シーズンシェアリングと呼ぶべきか、なんとも不思議な働き方をしている方の話を聞いたことがあります。

ある時期、農作業の仕事をする。季節的に忙しい時期に農家の仕事をするわけです。そして、夏とかバケーションのシーズンにはリゾート地のペンションやらで働く。それが終わると、今度はクリスマスのギフトシーズンの商戦の製品の準備に忙しいメーカーの工場で働く・・・。

こうやって一年を数ヶ月づつ区切って、職を移動するわけです。もちろん年間のスケジュールは前って決まっているわけです。ヨーロッパでは定着してるといわれるワーキングシェア、つまり一つの仕事を2人や3人で分け合うという方法があるそうですが、このシーズンシェアリングは別の意味で効率的な感じもしますが、働く方の性分によっては良いライフスタイルかもしれませんね。

熱帯魚のレンタルなんてのもあるようです

ずっと前にラジオで聴いたのですが、居住スペース評論家と名乗る方が、よくモノが捨てられないという悩みを訴える方がいますが、例えば本が膨大にあって、とくに学者さんなど知識人は、部屋が丸ごと書籍で一杯になるが、これはまことに非効率です、との主張。

知的なお仕事をされている方の気持ちはもちろん分かるけど、書籍は実際に再度読んだり活用する確立は全体的には必ずしろ高くない。ですから気兼ねなく捨ててしまって、必要なときには再度買って読んだ方が実際の生活コストはずっと安い、とのこと。なるほど膨大な数の書籍なんかの為に一部屋をまるごと使用してしまっているわけで、その家賃分のコストを考えると、特に都市部なんかでは、その都度買って読んだほうが実際には安上がりなのかも・・・? さらにレンタルだったらもっと効率的かもしれませんね。何しろレンタルは返すわけですから、置いておくスペースの心配は不要です。

これからますますレンタルやタイムシェアリングはさかんになるのか私にはあまり想像できないのですが、レンタルは自分の「所有物」にはならないわけで、どこまで割り切った気持ちで消化するかの心持ちにもよる気がします。だって、例えば別荘や自動車をシェアしているということは、自分だけの所有物ではないですから、自分の好きなように改装したり改造もできないでしょうから。でも、ルームシェアとかは良いパートナーがいれば、いいかもしれませんね。

ところで、家族や友人、さらに恋人のレンタルなんていうのあるようですよ。実際にビジネスになっているなんて話を聞いたことがありますが、どんな人がどんな理由で利用するのかなァ・・・。

時間の貸し借りは、どこまで進むのでしょうか?

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