アニメ開眼の理由 Part.1



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今日は私がなぜこの歳でアニメ大好きなのか、その理由をお話したいと思います。

現代で云うと、40才代後半からちょうど50才くらいの世代には、かろうじてアニメ・ファン、中にはアニオタもいなくは無い。けれど私と同世代、もしくはそれ以上となると、アニオタはめっきり少なくなる。というか、ほとんど壊滅に近いかもしれない。

私がアニメ談義をするのはほとんど自分よりかなり若い世代。まァ、それもけっこう楽しいけどね。若いアニメファンと話をしていると、いろいろ教えてもらえることも多くてホントに素敵な時間です。

なぜ私の世代以上はアニメファンがめっきり少なくなるのかは、実は理由は良く分っているつもりです。われわれ鉄腕アトムとか鉄人28号を同時代で観た世代にとっては、特殊な事情があります。

あの時代、われわれは高校生くらいになると、自然と漫画やアニメは卒業して行ったのです。人によってもそれぞれ違いはありますが、中学を卒業する頃からアニメや漫画から足を洗い、ある者はギターやらの楽器を持ち、ある者はスポーツに打ち込み、もちろん(リアルな)異性にも興味を持ち始め、それぞれの趣向に散らばって行ったわけで、ほとんどはアニメや漫画に背を向けたのです。

なぜかというと、あの時代にはキッズアニメ、つまり子供が観るアニメしか存在しなかったのです。現在のように大人でも観るに値するアニメが、ほとんど無かった。(アトムや鉄人が大人の鑑賞には耐えられない、と云う意味とは違いますが・・・)

ですが、宇宙戦艦ヤマトとかガンダムなどが出てきて、大学生になっても、社会人でも観うるアニメが続々と登場してきたわけです。現在40才代の後半くらいは、けっこう成長した後に、これらのアニメに親しんだ第一世代だと思います。私とは10年ほど違います。この違いは大きい。

従って、このあたりの以下の世代には、アニメファンがかなりいるのだと思います。ですがわれわれの世代は、大人になってから観るアニメが無かったのです。ですから、われわれは完全に断絶されてしまったのです。人によっては未だに「アニメは子供が観るもの」、と決め付けている人も少なくありません。

さて、かく云う私が、なぜ大のアニメ好きなのか。私は大のSFファンなので、もともとアニオタになる要素はあったのだと思うのですが、実は私が、そしてりっぱなオジサン世代になってから再び俄然アニメを観始めることになった大きなきっかけがあります。

それは前回の記事にも書かせてもらった、青の6号です。私はこの原作者の小沢さとる先生はもっとも好きな漫画家です。私が子供の頃夢中で読み漁ったこの漫画がアニメ化されることをある雑誌で知り、ちょっとびっくりしました。OVAなのでテレビでは放映されなかったので、DVDのリリースを心待ちにしていたのです。

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このDVDを手にした時、私はさらに驚きました。と云うのは、DVDジャケットに描かれていたメインキャラクターが何と「女の娘」だったのです!若い世代のアニメファンの方々にとっては当たり前でごく自然なことでしょうが、私には衝撃に近いものでした。潜水艦漫画という特殊事情もあったのだろうとも思います。

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というのは、私が夢中で読んでいた原作の青の6号では、潜水艦の乗員には女性なんかひとりもいない。女性が登場したとしても、陸に上がったときにちょっとだけ出てくる乗組員の奥さんとか娘さんとか。だけど、アニメ版の青の6号ではメインキャラクターが若い女の娘であるばかりではなく、ソナー員やらなにやら女性もたくさん乗員に含まれ、男たちと一緒に、そして同等に戦っている。

まずは、このことが私の第一の衝撃でした。自分がアニメから遠ざかっていた間に、これだけ世の中は変わったのだろう、と痛感しました。現在は多くの女性も当たり前のように就業し、男性に混じって仕事を続け、戦っているわけです。学校を卒業してそのまま嫁に行って家庭に入る、なんて女性はむしろきわめて少数派だろうと思います。

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よくよく社会を見渡してみると、これは当たり前のことなのに、このアニメで改めてその変貌を痛感したのです。その他にも多くの驚きがありましたが、いわばアニメは「社会を映す鏡」だ、と感じたのです。

この続きはPart.2で語らせていただければと思います。

 

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