ロボット・アニメにもの申す?



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現在私は、数種類のアニメ・ウォッチを製作・販売してますが、この中で、いわゆるロボット・アニメと呼べるものは、ビッグオーとボトムズですね。もちろん両方とも大好きなアニメです。

さて、ロボット・アニメは、スーパー・ロボットとリアル・ロボットの2派に分けるられるようです。前者は、比較的低年齢層が観るアニメで、なんというか科学的な裏づけというか根拠が比較的浅いもの。ミサイルを何発も何発も撃ってもほとんど玉切れしない。おィ、いったい何発のミサイルを搭載してるんだよ!?、って感じです。それから、どう考えても物理的に合体は無理だろ、というモノが合体してしまったり、いったいどうなってんのって、ちょっと文句を云いたくなることもある。

これに対して、リアル・ロボットは、科学的な裏づけが比較的練られているというか、しっかりとした設定で作られ、わりとシリアスなストーリーが展開されるもの。ですから観るファンの年齢層もわりと高めだと思います。ビッグオーもボトムズもリアル・ロボットに含まれると思います。ガンダムやエヴァンゲリオンもこちらの分野でしょう。

時計

(c)SUNRISE

ビッグオーの時計です

実は私は近年のロボット・アニメについては、少々疑問に思うところが少なくありません。まァ、ケチをつけたいわけじゃないんですけど・・・たぶん、私の世代であるがゆえに抱く疑問なのかもしれませんが。

私か、もしくはそれ以上の年齢の男子が子供の頃、リアルタイムで観ていたアニメの代表作に、鉄腕アトム鉄人28号があります。私にとって、ロボットとはこのアトムと鉄人こそが、まさにロボットの象徴なのです。私がこの2種類のロボットを大別すると、自己完結型とラジオコントロール型に分類されます。

まず鉄腕アトムは人工知能を搭載し、どんな状況でも危機でも、あくまでも自分で判断して行動する。どんなことがあっても地球と人類を救うんだという大義名分がその人口知能に組み込まれているわけです。

これに対し鉄人28号は、ラジオコントロールで人間が操縦しながら敵と戦うもの。ですからコントロールする者の腕も重要だし、もしリモコンが敵(悪漢)の手に渡ったら大変なことになるわけですよね。あくまでも操縦者は実際に戦っているロボットとはある程度の距離をおいている。

アトムと鉄人・・・長い間、この2種のロボットこそ、私にってのロボットでした。どういうことかと云いますと、ロボットは、あくまでも人間の代わりに戦い、場合によっては人間の代わりに死んで(壊れて)くれる、と云うことです。

人間の死は、取り返しがつかない、けれどロボットが人間の代わりに戦い、仮に戦いに敗れたとしても、直接人間の死には直結しない。つまりロボットは、あくまでも人間の身代わりとして危険な任務を遂行するわけです。ロボット、つまり人工で作られたモノなら修理・再生が出来るからでもあり、あくまでも、「人間の死」のような、とり返しのつかない事態にはなり難いということです。

災害地や戦場を偵察するラジコン飛行機や原発など危険地帯で作業するロボットなんかも、同じ意味合いを持っていると思います。

けれど、この2種類のロボットはその後、すっかりアニメにおいては観られなくなってしまいました。

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(c)SUNRISE

こちらボトムズの時計です

さて、私が近年のロボット・アニメを観て少々疑問に感じたのは、ほとんどのロボット・アニメが、人間がそのロボットに乗り込み操縦する、と云うことです。つまり戦いに敗れることは、操縦者、つまり人間の死に直結するリスクが高いということです。

それは戦闘機同士が銃撃戦やミサイル戦で戦うことや、潜水艦同士が魚雷戦を展開するのと同じことになるわけです。負けは、そのまま死を意味するといっても過言ではないでしょう。つまり、ロボットに人間が乗り込んで操縦しながら戦うということは、旧来型の戦闘と本質的には変わりはないのでは、ということです。

私が子供の頃、アトムや鉄人を観て「ああ、未来はロボットが人間の代わりに戦闘や危険なことをやってくれるようになるのか・・・」って思いましたが、少なくとも近年のロボット・アニメを見る限り、それはなさそうですね。

戦いとは、やはり命がけでないと真の戦いにはならないのかも。少なくともアニメを観ている上では、その方がスリルもあり、臨場感も演出できるのは事実ですよね。ビッグオーもボトムズもやっぱり面白いっ!戦いの本質は、いつの時代もあまり変わらないのかもしれません。

 

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